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解決事例

自転車で通行中、狭い道から一時停止なしで出てきた車に衝突され転倒し負傷、弁護士が示談交渉し損害賠償金額をアップさせた事例

1.事故状況

   Aさんが自転車で通行していたところ、左側の狭い道から出てきた車に衝突され転倒しました。この事故で、Aさんは左膝打撲傷、右大腿打撲傷、頚椎捻挫、胸部打撲傷の傷害を負いました

運転していたBさんは、謝罪をするどころか救護活動もせずに、Aさんがぶつかってきたと非難しました。

Aさんは、整形外科や整骨院で治療を続け、事故から6か月後に症状固定となりました。

2.相談のきっかけ

事故から1か月が経過したころ、Aさんは今後の加害者側保険会社との示談交渉のことが気になり、当事務所のHPをご覧になり弁護士に相談に来られました。

弁護士と面談の後、Aさんは任意保険の弁護士特約を使い、加害者側保険会社との今後の交渉を弁護士に委任されました

3.弁護士の活動

事故後5か月ころに、加害者側保険会社は治療費支払いの打ち切りを打診してきましたが、弁護士は治療継続の必要性を伝えて治療の継続を認めさせました。

Aさんの症状固定後に、弁護士は診療記録や診断書を元に加害者側保険会社と損害賠償金額についての示談交渉を行いました。

4.弁護士関与の成果

示談交渉では、休業損害、障害慰謝料、過失相殺が主な争点となりましたが、弁護士は粘り強く交渉を続け、Aさんが納得できる損害賠償金額を加害者側保険会社に認めさせました。

特に過失相殺の割合については、相手が見通しの悪い狭い道から一旦停止をせずに出てきたうえに、事故後の言動などに問題が多いと主張して、Aさんの過失割合を最小限の5%に同意させました。

交渉により、損害賠償金は、当初の金額より54万円アップしました。これは治療費を除いた手取り金額では、67%のアップになりました

Aさんは、ストレスの多い面倒な示談交渉を弁護士に任せることができた上に、納得できる損害賠償金を受け取ることができて満足されていました。

 

損害賠償金の内訳

加害者側保険会社提示額 和解額
治療費、交通費等 80万円 80万円
休業損害 28万円 57万円
通院慰謝料  71万円(80%)  89万円(100%)
合計 179万円 226万円
相殺過失  18万円(10%)    11万円(5%)
161万円 215万円

5.弁護士の所感

Aさんのように、加害者側の全面的な不注意で衝突され怪我をした上に、暴言を吐かれたようなときには、被害者は大きな怒りを覚えます。

加害者側保険会社と示談交渉をするときも、事故当時のことが思い出されて不愉快な気持ちになるのは当然です。

このような時には、当事者が直接示談交渉をするのではなく、弁護士に委任することをお勧めします。弁護士は依頼者の思いを理解しながら、加害者側保険会社と冷静に交渉します。依頼者が譲れないと思われるポイントについては、交渉の都度依頼者に報告し意見を聞き次の交渉に臨みます

交渉全体の中で、何が依頼者にとって最善の案になるかを見出し、その方向に交渉をまとめるように努力します。

被害者にとっては、事故による身体的・精神的被害をできるだけ早く解消し、事故前の生活を取り戻すのが重要です。

弁護士は、常に依頼者の側に立って、最善を尽くします。

弁護士 坪田 園子

高の原法律事務所

所長 坪田 園子

代表弁護士である坪田園子は、「顔の見える関係」を何より大切にしております。依頼者とは、必ず直接お会いして、お話をじっくりとお伺いしたうえで事件をお受けしております。奈良の高の原という奈良の郊外で、地域密着の依頼者対応をモットーとしております。最初は不安な顔で相談に来られた方も、無事に解決した後は、笑顔になって帰られます。一人でも多くの方の笑顔が見られるように精進致します。ぜひお気軽にご相談をくださいね。

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