家族で乗っていた車が追突され、母親と子供が負傷した事例 |奈良の交通事故弁護士相談 高の原法律事務所

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解決事例

家族で乗っていた車が追突され、母親と子供が負傷した事例

1.事故状況

Aさんが子供2人と乗っていた車が信号待ちをしていたところ、後ろから来たトラックに追突されました

この事故で、運転していたAさんと助手席に乗っていた小学生のBさんが負傷しました。Aさんは頚椎捻挫・腰椎捻挫・胸椎捻挫と診断され、更に耳鳴りの症状が発生しました。

Bさんは頭部打撲、頚椎捻挫と診断されました。Bさんは、事故後暫く頭痛を訴えましたが、CTでの異常は見つかりませんでした。

2.相談のきっかけ

Bさんの治療が終了して、相手方保険会社との示談交渉が始まる前に、Aさんは今後の交渉について弁護士と相談したいと思い、当事務所のホームページを見て相談にこられました。

弁護士と面談の後、Aさんは自分の任意保険の弁護士特約を使って、今後の相手方保険会社との示談交渉を弁護士に委任されました。

3.弁護士の活動

弁護士は、Aさんの委任を受け、直ちに加害者側保険会社に受任の通知を送り、治療のカルテ、通院交通費明細、事故状況のわかる資料などを請求しました。

Bさんの治療終了後、弁護士は、損害額を算出し、相手方保険会社に提示しました。Bさんの治療期間は短く慰謝料の金額も大きくなかったので、弁護士の提示した金額で示談は成立しました。

Aさんの治療は半年間に及びました。頸部や腰部に違和感が残りましたが、相手方保険会社が治療の打ち切りを強く主張し、やむなく症状固定としました

弁護士はAさんの診療記録や画像データを揃えて、自賠責損害調査事務所に対して後遺症認定の被害者請求を行いました。

頸部の圧迫感や腰部の鈍痛などについては、骨折のように明確に画像に表れないため、残念ながら後遺症とは認められませんでした

この結果を受けて、弁護士はAさんの損害額を算定し、相手側保険会社に請求しました。

4.弁護士関与の成果

相手側保険会社との交渉において大きな争点になったのは、休業損害の算定でした。通院慰謝料についても、相手側保険会社は示談での和解の金額として、基準の80%を提示しました。

弁護士は粘り強く交渉し、通院慰謝料については満額を認めさせました

 

Aさんの損害賠償金額の内訳は

治療費、交通費等 94万円
休業損害 90万円
通院慰謝料    89万円
小計 273万円

 

5.弁護士の所感

Aさんは、子供と一緒に事故に遭い、長期の治療を余儀なくされました。症状固定となってからも、耳鳴りなどに悩まされていましたが、後遺症認定については画像に顕著に表れる症状でなく認められず残念でした。

相手側保険会社と子供についての示談交渉が始まってから相談にこられ、自分の交渉も委任されましたので、その後は煩わしい交渉を自らせずに済んで精神的負担が軽減されたと喜んでおられました。又、納得のできる金額で示談できたことに満足しておられました

Aさんは、弁護士特約に加入されていましたので、もっと早い時期に来られれば、もっと相手側保険会社との交渉のストレスを感じなくて済んだと思われます。

弁護士に交渉を委任することで、自分の受けるストレスを少なくして、補償金額をアップさせることができます

 

弁護士 坪田 園子

高の原法律事務所

所長 坪田 園子

代表弁護士である坪田園子は、「顔の見える関係」を何より大切にしております。依頼者とは、必ず直接お会いして、お話をじっくりとお伺いしたうえで事件をお受けしております。奈良の高の原という奈良の郊外で、地域密着の依頼者対応をモットーとしております。最初は不安な顔で相談に来られた方も、無事に解決した後は、笑顔になって帰られます。一人でも多くの方の笑顔が見られるように精進致します。ぜひお気軽にご相談をくださいね。

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