むち打ち
むちうち損傷とは
むちうち損傷は、交通事故の中でも追突事故で多く発生します。
衝突の力で車に乗っている人の頭がむち打ったように過屈曲、過進展を引きおこして頸部を損傷することをいいます。
自動車の事故のうち、追突事故では被害者の多くがむちうち損傷になっています。
むちうち損傷は、事故直後は被害者の興奮状態となっていたりして、気づかないこともあります。
しかし、事故後しばらくしてから症状が発生するが多いため、その時は必ず整形外科を受診しなければなりません。病院では、「外傷性頸部症候群」「むち打ち損傷」「むち打ち症」「むち打ち関連障害」「むち打ち症候群」「外傷性頭頸部症候群」「頸椎捻挫」「頸部挫傷」など、様々な診断名をつけられます。
「安静にしていれば、何とかおさまるだろう」と安易に考えて、1ヶ月も医療機関を受診しないと、後で医療機関を受診しようとしても、事故からの因果関係を問題にされて、自賠責保険や相手保険会社から治療費の支払を拒否されることもあります。
したがって、事故が起こると、症状が少なくても必ずすぐに整形外科を受診するようにしましょう。